算数好きにさせる為に!幼児から出来るさりげない数字の勉強。

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数字について今現在何か教育をされていますか?東大に合格する為には幼児期~11歳までの勉強が何よりも大事とされています。

たぶん東大行かないし(笑)早期教育はそこまでいい噂は聞かないし・・。そう思ったあなた。

数字について幼児期から理解する事は、いい大学に行く為だけにするのではありません。子供はその時期の興味関心に合わせて脳が発達していきます。そして、幼児教室や塾に通わなくても、日々家庭でのちょっとした言葉の使い方や行動で子供は数字に興味を持つようになります。

小学校に入ると「算数」の授業も始まりますので、「算数嫌い」にならない為にもご家庭でちょっとしたキッカケを与えて自然に「算数」が大好きになるように楽しく学んでみましょう♪

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◆小学校入学前にどのくらい数字を理解していればいい?

小学校に入学すると、文字の読み書きを学ぶ「国語」や数字の足し算・割り算などの計算を学ぶ「算数」の授業があります。

小学校入学後に学ぶものとされていますが、実際には入学した80%以上の子がすでにひらがなは読めたり自分の名前程度は書けたりします。算数についても簡単な足し算や1.2.3・・と数を数えたりする事は出来ている子がほとんどです。その為、小学校で一から教えるといっても半分くらいは元々理解出来ていると認識されて授業が進められていきます。先生の言っている事がわからない、数字が理解できない子にとっては算数に興味が持てず、勉強が楽しくないと感じてしまうお子さんもいます。

では、いったい入学前にどの程度できていれば安心して小学校で後れを取らずに授業についていけるのでしょうか。

入学前では、数字を1~30くらいまで数えられる事、簡単な1ケタの足し算がわかっていれば十分です。

もちろん始めがゼロでもその後の頑張りで、元々学んでいた子より伸びる子もいますので入学前に数字を理解していなかったら、授業についていけなくなると断言している訳ではありません。ここでお話ししたいのは「算数が楽しい!」「もっと知りたい」と算数に興味を持ってくれたら今後、算数が好きになって自主的に学ぶようになるというお話です。

◆自宅で出来るさりげない数字遊び

日々、生活をしている中で数字を使う機会はたくさんあります。何気なく無意識に話していた会話を意識して言い換えると、子供は自然と数字に興味を持っていきます。

■おやつを自分で用意してもらい数を学ぶ

おやつの時間はどのようにおやつを出していますか?親がお皿に取り分けたものを出しているでしょうか?それとも袋を開けてお菓子を自由に食べさせていますか?

そんなおやつタイムにさりげなく数字を教える方法があります。まずは始めはママが取り分けて「いーち、にーい、さん、はい。〇〇ちゃんは3個ね。」と数を数えながら取り分けてみましょう。繰り返す事で数字の列が分かってきます。

よくお風呂で1~100まで数えて覚える方法がありますが、この時点ではまだ数字をバラバラなものとして認識していません。いーち、にーい、と歌のように繋がる文章か何かだと思っています。なので、1から10までは順番に言えても急に「3の次は?」と聞かれても「???」となってしまいます。

声だけでは数字が認識ができないので、物を使って1個、2個と数字を数えながら増えていく様を目でみて初めて数の数え方を理解します。

数の数え方がわかると、足し算はすぐに出来るようになります。暗算は難しいでしょうが、左に2個、右に3個あれば合わせて全部で何個あるか聞けば、指さししながら1.2.3.4.5と答えられるようになります。

おやつタイムは段々応用をいれていきます。慣れてきたら「〇〇ちゃん用に4個お皿に乗せて~」と言えばきちんとお皿に4つ乗せる事が出来ます。そこで「あー、ママも1つ食べたいから〇〇ちゃんのお皿から1つ移動させてくれる?」と言って移動させてもらい「1つもらっちゃったね、○○ちゃんのおやつ何個になっちゃった?」と聞けば引き算の完成です。

■夕食の準備をお手伝いして助数詞を学ぶ

ここでも数字が活躍します。4.5歳になるとお手伝いに興味が出てきます。一緒に料理をしたい、テーブルセッティングをしたいと自らお願いしてくる子も多くいますので喜んで手伝ってもらいましょう。

テーブルセッティングでは、お皿を並べてもらう時に「1人2枚ずつ並べてね」とお願いしたり、「お箸は2本ずつ合わせてね」と数の呼び方を変えて話します。こうした色々な数え方を知る事で、個・人・匹・本・発など助数詞を学ぶ事が出来ます。

また、料理をする時に調味料を一緒に計量カップに入れてもらう係りに任命しましょう。「100mlの所まで入れてね」と繰り返す事で、単位と容積を学べます。

目で見て、実際に量を感じ取る方が、後々計算する際に頭に映像が思い浮かぶので理解しやすいです。

■お風呂の時間に十進法と容積を学ぶ

まずはお決まりの1~100未満を数えて数字の順番を覚えてもらいましょう。100までは数えなくとも、30くらいまでを繰り返すうちに十進法の基本を理解して、10の次は11.12.13、20の次は21.22.23と1~10までを繰り返している事に気付きます。何かお風呂のおもちゃなどを利用して目の前にいーち、にーい、さーんと物を増やしていきながら数えた方が効果的です。

そして、折角水がたーっぷりと入った湯船にいるのですから計量カップを持ち込んだ遊びをしましょう。じょうろやカップをお風呂のおもちゃとして使っているご家庭は多いと思いますが、それに計量カップを1つ足してください。

頭にジャーとかける時に、「はい、じゃあ100ピッタリにお湯を入れてくださーい」と、お料理の時に学んだ100mlをすくってもらって下さい。少し大きくなったら、「このお風呂はどのくらい水が入っていると思う?」なんて質問をして一緒に考えてみてもいいかもしれません。

お風呂タイムに出来る事はもう一つあります。お風呂から上がった時、自分だけ体重計に乗って体重を測っていませんか?是非お子さんにも体重計に乗ってもらい、自分で数字を読み上げてもらいましょう。

さりげなく数字を混ぜながら親子で楽しくお風呂タイムを過ごしてみて下さい。

◆お散歩中に出来る数字との関わり

外にも数字に関連するものはたくさんあります。勉強の為に外にでるのではなく、普段の会話や遊びの言い回しをちょっとだけ替えて自然と数字を楽しく学びましょう。

■遊ぶ時間で時計の針を学ぶ

出かける時は、「行くよー」「支度してー」と声掛けしてしまっていませんか?それを少しだけ変えて「14時になった出かけるよ」「長い針が11になるまでに支度してね」と言ってみて下さい。時計の読み方はまだ難しいかもしれませんが、数字を理解した後であれば、針の位置は理解出来ます。

常に時間とセットで会話する事で、子供は自然と「時間」を理解していきます。「まだ遊びたいー」と泣いた時にあと「10分だけね!」と言っても子供は元気よく「はーい」と言って遊び始めてしまいますが10分がどのくらいのものかは理解していません。プラス、時計の針をみせて「今長い針が2にあるけどこれが4になるまでだよ」と伝える事で、実際の10分がどのくらいの時間で時計の針がとのくらいのスピードで進むかを感じ取る事が出来ます。

■歩く道で数を学ぶ

毎日家に着くまでの帰り道に何かの数を数えながら帰ると楽しく数字を学べます。

「今日は家に着くまでに信号がいくつあるか数えてみようか」「今日は電柱の数が何本あるか数えてみよう」「今日は何回曲がるか数えてみよう」

数字を数える事と、助数詞を学ぶ事を同時に出来ます。遊びなので全部数えられなくても構いません。「3つでわからなくなっちゃったね~」でも全然OKです。外にあるものを数える事で視界も広がり、普段気付かなかったものにも目を向ける事が出来るようになります。

◆親次第で子供の興味の持ち方は変わる

上記で紹介したように、普段何気なく過ごしている生活が、親の喋り方ひとつで数字に対する興味と関心へ大きく変わります。

まずは「理解する」ことよりも「興味を持つ」事が大切になります。興味を持っていない時期に早期教育で算数を学ばせても伸びません。脳は興味関心を持ったことを学んでこそ発達します。

お子さんが自然と興味と関心を持つように日々の中で少しずつ取り入れてみて下さい。

◆まとめ

教室に通う前に出来る事はたくさんあります。まずは親子で楽しく自宅で数字を取り入れた生活をしてみましょう。数字への興味を引き出す事で、幼児期の子供は新しく教わった事をどんどん吸収をして驚くほど伸びていきます。

言葉に数字を混ぜることも、意識して始めると子供より親の方が楽しくなっていってしまうかもしれませんね。もちろん嫌気がささない程度に調節しながらやってみて下さい。

是非、子供が算数を好きになるように楽しく数字を学んでいきましょう♪

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