【双子の寝かしつけ】背中スイッチを回避して上手にママの時間をつくるには

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双子ちゃんの寝かしつけ。やっとの思いで1人寝かしつけても、その次にもう1人の寝かしつけが待っています。そして、片方が起きようものなら連鎖してもう1人も目を覚ます恐怖の睡眠。赤ちゃん時代はママはほとんど眠れず睡眠不足が続くと思います。

いくら頑張り屋のママだって24時間体制では倒れてしまいます。双子を育てるには少し肩の力を抜きましょう。泣き声でノイローゼになる前に育児にも適度に抜け感を作るのが大事です。

双子ママの私が実際に二人と付き合う上でどう自分の時間を作っていったか、少しでも悩んでいるママ達のご参考になればと思い、お伝えします。

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◆背中スイッチはかなり危険な爆弾

まず大前提として「背中スイッチ」にはかなり悪戦苦闘する事を知って頂きたいと思います。

よく寝かしつけの中の会話で出てくる「背中スイッチ」。これは、抱っこやベビーカーなどで眠った赤ちゃんをそ~っとお布団(ベット)に移動させようとした時、背中がお布団についた瞬間に「ぎゃぁぁ~」と何故か赤ちゃんは目を覚ましてしまうというものです。

●背中スイッチが入ってしまう原因とは

何故「背中スイッチ」が入ってしまうのでしょうか。

原因としては、赤ちゃんは「眠った時の状態」からの変化を敏感に感じ取るからではないかと言われています。

眠った時の姿勢、眠った時の体温、眠った時の感触、眠った時の環境(音)

これらに変化があった時に、「背中スイッチ」が発動します。あったかい抱っこのぬくもりから冷たい布団に寝かされたら、確かにぬくもりも感触も違うので目が覚めてしまう気持ちもわかります。

元々赤ちゃんはレム睡眠の状態が多いので眠りが浅く、少しの変化にもかなり敏感に反応してしまうのではないかと思います。

●背中スイッチはいつ頃まで続く?

個人差がありますが、大体生後2.3か月くらい~1歳手前くらいまで続きます

寝かした瞬間にまたぎゃ~と泣かれると、またか・・と心が折れてしまいます。

ママの睡眠不足はイライラにも繋がり、体力的にも精神的にも辛くなってしまうので、1歳になるくらいまでは慎重に慎重に寝かしつけをする必要があります。

●背中スイッチの対策

背中スイッチを回避する為にはいくつか対処法があります。

まず眠った時の姿勢と体温、そして感触ですが、これは何かに包む事で解決します。

横抱きで寝かしつけする場合、赤ちゃんの身体は丸まってママの腕に抱かれます。赤ちゃんは予めタオルケットなどに包んだ状態で抱っこして寝かしつけます。そして、そのままの体制を崩さないようにそ~っとお布団に降ろすことで姿勢、体温、感触を保つことが出来ます!!

続いて眠った時の音ですが、これも変化があると敏感に反応してしまいます。

シーンとした場所で寝かしつけをすると、その後小声で話していても敏感に反応する事があります。しかし、テレビや音楽などをつけっぱなしの状態で眠ると、そのままある程度の音量が聞こえていても起きません。

これは双子の片割れの泣き声もそうで、片方がギャーっと泣いている状態で眠った子は、その後もう片方の片割れがいくら泣き叫ぼうとも全然起きませんでした(笑)

なので、私はお昼寝の時間帯は、テレビや音楽など何かしら音を出した状態で寝かしつけをし、夜中はなるべく音のしない静かな環境で寝かしつけをしました。

こうする事で、昼間のお昼寝タイムには溜めどりしているドラマを見たり、友人と話したりと自分の時間を楽しみました。

◆寝かしつけの方法

我が家が寝かしつけした実践方法をご紹介します。もちろん初めは上手くいかず試行錯誤していました。

ツインズの泣き声で頭がおかしくなりそうでした。耳をふさいでみたり、うるさい!っと怒鳴ってしまったり・・・赤ちゃん達は余計に泣いてしまって悪循環もいいところでした。

ネットでも色々な情報や便利グッズを調べ、繰り返し、繰り返し自分に合う方法を探し続け、ようやく自分の時間が作れるようになりました。

双子育児のコツは肩の力を抜くことだと心底思います。歌を歌いながら優しく見つめあって優雅に寝かしつけ・・?いやいや、出来ません(笑)

自分が自信を持って子供達を愛してあげられていると思えればそれでいいと思います。今、自分に出来る最高の育児をしています。

ママも笑顔でいられるようツインズ達には頑張っていい子に寝てもらいましょう!

●抱っこ紐・二刀流

首がすわった後の寝かしつけ方法になりますが、エルゴ2本使いで抱っことおんぶをしてまとめて寝かしつけをしました。

ずーっと腕で抱っこをしていると筋肉痛になり、疲れてしまいます(笑)背中スイッチの事などは後で考える事にしてまずは2人をいかに早く寝かせるかに集中しました。

おんぶ抱っこの状態だと両手は使える状態なので、ついでに寝かしつけしながら、洗い物や洗濯物など出来る家事を先にやってしまいました。その後の自分の時間を有効に使う為です。

1.寝かしつけをしている段階で、湯たんぽでも布団乾燥機でもいいのでとにかく一旦お布団を温めておきます。(寝かしつけの時の体温を保つため)

2.そして2人が眠ったらまずは抱っこの子のベルトを外します。とりあえず、温めておいたお布団の上にそ~っと降ろしてみてそのまま泣かなければ成功!

もしも泣いてしまったら、まずは胸あたりをトントンをして様子を見ます。それでも泣いてしまったら、かなり早い段階で諦めて、すかさずタオルケットに包んで今度は抱っこ紐はせずにそのまま横抱きで寝かしつけます。

※ここで時間をかけてしまうと、折角ウトウトしていた状態もバッチリ起きてしまいギャーっと本格的に泣いてしまうので、寝かしつけは一からやり直しになってしまいます。

タオルケットに包んだ状態で寝かしつけたら、そのまま体勢を崩さずに布団に寝かせてまずは1人目クリアーです。

3.おんぶの子は抱っこ紐をつけたまま、そのまま背中からブリッジの状態でそーっとお布団に降ろしベルトを外します。(ここまでは結構上手くいきます)

お昼寝ならそのまま抱っこ紐を下に敷いたまま寝かしてしまっても良いのですが、寝ごこちも良くないでしょうし、夏場などはやはり汗などもかきますので、抱っこ紐を抜き取ります。

ここで目が覚めてしまう確率が50%でしょうか。やはりタオルケットを近くに用意しておいて、上記の2.に書いた方法を試みます。

●1人はバウンサーで寝かしつけしてしまう

取り合えず寝かしつけする方法パート2です。

一人は抱っこ紐で寝かしつけ、もう一人はバウンサーに乗せちゃいます。

我が家にはバウンサーが2台ありましたので、お昼寝の時は2人ともバウンサーに乗せて寝かしつけしてしまい、そのまま移動させずにバウンサーのまま寝かせてしまう事も多くありました。ぶっちゃけ1番楽でした。

お布団に移動させる場合でも、とにかく1人ずつ寝かしつけしようとしても、片方は抱っこするまでずーっとギャン泣きしているので気になって寝かしつけが上手くいきません。

なので1人は抱っこ紐、もしくはタオルケットを装着した状態で寝かしつけをして、もう1人はバウンサーに乗せて足で(はしたなくてすみません)ゆらゆらと揺らして寝かしつけしました。電動のバウンサーがあればもっと便利だったかもしれませんね。

2人とも眠ったら、後は抱っこ紐二刀流とやり方は一緒です。

●夜は思い切ってミルクにする

我が家は母乳とミルクの混合で育てました。その都度お腹が空いて泣いた時にあげるのではなく、時間を決めて交代で1人は母乳、1人はミルクを「ママ代行ミルク屋さん」を使って同じ時間帯に同時にあげるようにしていました。

※ママ代行ミルク屋さんにつきましては、別記事 双子育児に役に立つ【神アイテム5選】!便利グッズで楽々育児 にてご紹介しています。

母乳を飲んだ方はお腹が空くのが早く、次の母乳タイムの前に泣いてしまう事が多かったので、途中でもう少しだけあげたりと調整が難しかったです。

ミルクにすると腹持ちが良いのでそれはそれは夜グッスリと眠ってくれました。完全母乳にこだわっている人には少し難しいお話かもしれませんが、そのこだわりを捨てるのも双子育児を上手く乗り切る1つの方法だと思います。

私の周りでは、母乳推奨派が多かったので、「ミルクだと太らない?」「母乳であげてる時が幸せを感じる」「病気しない子を育てたいからこだわりたい」など様々な意見が飛んでいましたが、そんな話をするのも赤ちゃん時代の話だけです。

双子だと特に街で知らない人にも話しかけられる率が高く、「母乳?ミルク?」も数えきれないほど必ずといって聞かれる質問です。そこでプレッシャーを感じて「母乳にしなきゃ」と悩んでいるママさんも多くいました。

が、私はママが健康体でいる事が第一だと思います。余計な雑念は聞き流して、母乳でも混合でも完全ミルクでも、双子ちゃんと過ごすのに何が1番ストレスを感じずに笑顔で育児ができるかを考えて、自分に合った方法を選べると良いと思います。

我が子達は成長するにあたって、母乳⇒母乳とミルクの混合⇒ミルクとシフトチェンジしていきましたが、はっきりいって大きな病気もなく、全く問題ありません。保育園・幼稚園に入ってからは風邪や胃腸炎くらいはかかりましたが、インフルエンザもノロウイルスもその他大きな病気もかかった事ありません。

もし、ミルクと混合がOKの考えならば、夜寝る前はミルクに変えることをおすすめします。そのままウトウトと眠ってくれますし、朝までぐっすりです。

●沿い乳をする

抱っこするのはもう疲れた・・そのままお布団で寝かしつけしたい。。

そんな時は、沿い乳をするのが1番手っ取り早いです。夜中に目を覚ませてしまった時や双子ちゃん達が少し大きくなって、自ら身体に寄ってきて吸い付くようになった時は有効です。

首も座らない赤ちゃん時代には、同時に沿い乳は結構キツイものがありました。

授乳クッションの左右に置いて同時授乳するのはコツさえ掴めば簡単ですが、寝かしつけの時の同時授乳だと結局お布団に寝かす時に背中スイッチが発動してしまいます。

別の方法で、二人をお布団に並べ、うつ伏せで覆うように同時に吸わせる事は出来ますが、まるで筋トレをしているようで身体が攣りそうになり断念。

そんな訳で、沿い乳する時は片方ずつ順番に沿い乳するのが早かったです。片方にあげている間、もう片方が大人しくしているようであれば逆隣りに置いてトントン。1人目が眠ったらもう片方に沿い乳開始します。しかし、もう片方が大人しくしている事はほとんどなかったので、泣かせっぱなしで1人ずつ寝かせる形になりました(笑)

●1人は座って膝に抱っこで寝かしつけ、もう1人は布団でトントン

こちらは保育園の先生がよくやっている方法ですが、座って膝の上に乗せてゆらゆらさせて1人目を寝かしつけます。座った状態であれば片手が空くので、その間にもう1人の子はお布団に寝かせて胸をトントン。

調子がいい時は、二人まとめてお布団に寝かせて、両手で双子をそれぞれトントンして一気に寝かしつけしていました。

◆自分の時間をつくるには

双子ママが自分の時間をつくるには、とにかく2人の生活リズムをいかに合わせるかにかかってくるかと思います。ただでさえ、ママの睡眠時間・自由時間はありません。気が付いたら夜が明けて、次の日が始まっている事も珍しくないでしょう。

双子ちゃんは、同時に泣くこともあれば、すかさず時間差攻撃で泣いてママに甘えてきます。

本来であれば、お腹が空いたと泣いた時にミルクをあげ、眠たいと泣いた時に寝かせてあげる。そんな1人1人の子のペースに合わせた成長を見届けたいと思いますが、本当に本当に24時間体制で休まる時間がありません。

早い段階で生活リズムを整えて、合間に身体を休める時間をとると少し余裕を持って双子育児が出来ます。

●寝かしつけが完了した後は家事を一生懸命しない

私のやり方ですが、2人の寝かしつけが完了した後、全く家事をしない時間帯を決めました

初めの内は、眠った隙に部屋の片づけをしたり、洗濯をしたり、夕飯の準備をしたり、洗い物をしたりと常に家事に追われてバタバタでした。

休む間もなく、中途半端に家事が終わった所でまた双子が目を覚ます。身体も休まってないし、イライラも募るしで仕事から帰ってきた旦那に当たる事もしばしばありました。

そこで、たどり着いた結論は「ま、いっか」です。家事はわざわざ2人が眠ってからでなくても、2人が起きている時にすればいい。

部屋が片付かない日があったっていい。夕食の準備が間に合わない日があったっていい。必ずやらなければいけないと強く思わなければ自然と肩の力が抜けました。

2人が眠っている時間は、自分の好きな事をしました。携帯をいじったり、ドラマの溜め撮りを見たり、ソファーで寝転んでみたり、双子が休んでいる時は、私も休む!と心に決めてゆったりと過ごしました。

●泣いている時は焦らず諦める

上記で双子が眠っている時は家事をしないと書きましたが、では家事はいったいいつするのか?日中双子のお世話に構っていると中々時間は空きません。

赤ちゃんは何がなんだかわからずぐずり泣きしてしまう時間がたくさんあります。その場合、泣いていても諦める心を持ちました。

どちらか1人しか抱っこ出来ない時もあるし、抱っこもオムツを変えてもミルクをあげてもずーっと永遠に泣いている時があります。

そんな時は、「よし!頑張れ!」と赤ちゃんに語り掛け、泣いていても程々にしかあやしません。おんぶ抱っこしてそのまま家事を再開しました。

●便利グッズに頼る

今は、子育てに役立つアイテムがたくさんあります。我が家では寝かしつけに関してもいくつか便利グッズを使いました。

赤ちゃんは昼夜の区別がついてくると、夜はまとめてぐっすり眠ってくれるようになります。

寝かしつけは抱っこだけでなく、ガーゼやタオルケットを持つと安心する子、ママの髪の毛を触っていると安心する子、ぬいぐるみを抱きしめて寝ると安心する子、指しゃぶりをすると安心する子など段々とその子に合った安心する睡眠方法が出てきます

なので、成長するにあたってそのままお布団に入ってから寝かしつけをスタートする事も出来るようになるでしょう。お布団に入ってから寝かしつけが出来るようになってからは便利グッツに頼るのも効果的かと思います。我が家が使用してみたた便利グッズはこちら↓

☆胎内音やオルゴール音のするもの

オルゴール調の優しい音楽をかけてあげたり、お腹にいた時の胎内音を聞かせると安心して眠りにつきます。

ちなみに我が家では、胎内音はスマホアプリからダウンロードして聞かせてみましたがあまり効果はありませんでした。ディズニーの「ガラガラメリー」「おやすみホームシアター」を使って寝かしつけする事はありました。

☆おやすみたまご

おやすみたまごとは細かいビーズが入ったCカーブの授乳ベッドです。

赤ちゃんは抱っこで眠る時、少し背中を丸めてCカーブの状態で眠っています。お布団に降ろす時に、この姿勢が真っ直ぐ伸びてしまって「背中スイッチ」が発動してしまう訳ですが、この「おやすみたまご」は角度をちょうどいい感じに自在に変えられるので降ろしても「背中スイッチ」を発動させることなく、そのまま眠りにつかせる事に成功します。

是非、だまされたと思って一度試して頂きたい商品です。出産祝いにも喜ばれると思います。

◆まとめ

双子ちゃんの寝かしつけ、ペースを掴むまでは睡眠不足の辛い日々が続くと思います。しかし、自分の時間を作る事は絶対に出来ます!

同時に寝かしつける事に集中し、眠った後は無理に家事をせずに是非自分の時間を楽しんで下さい♪割り切ってオフの時間を作ると、その後の育児も頑張れます!

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