双子の幼稚園。クラス分けはどうする?別々にすべき?メリット・デメリットまとめ

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新年度になると、双子の幼稚園のクラス分け問題が出てきます。幼稚園によっては、あえて同じにしたり別々にするなど方針がある所もありますが、自分でどちらか選べる場合はいったいどちらにしたら良いのか迷いますよね。

我が家の双子は現在、年中ですが、年少の時からそれぞれクラスは分けてもらっています。良かった点・悪かった点それぞれありますので詳しく説明していきます。

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◆2人とも同じクラスの場合のメリット

●園に馴染みやすい

年少さんは同じクラスを選ぶご両親が多いです。最終的に小学生・中学生になれば別のクラスになるので、小さい内くらいは一緒のクラスを楽しむのも良いと思います。

双子が一緒のクラスだと、最初中々お友達の和の中に中々入る事が出来なくても、もう1人が引っ張ってくれるので皆で遊べるキッカケになります。孤立する事はないでしょう。

双子ちゃんにとっても初めての園生活は不安と緊張がありますので、同じクラスになればお互いの存在が心強く思えると思います。

●同じクラスにいても別々で遊ぶ双子が多い

我が家は、年少時代の半年間は認可保育園に入っていたので1クラスしかなく同じ教室で過ごしました。

しかし、先生から聞いた話では、不思議とあまり一緒に遊ぶ事はなく、同じ教室内にいる事をチラチラと確認はするのですが、それぞれのお友達と遊んでいたそうです。

はじめの内は二人一緒にいる事も多いかもしれませんが、同じクラスにいてもそれぞれのお友達は出来るので一緒だと固まるからと理由で無理に引き離す必要性はないのかなと思います。

●授業参観や懇談会の日程が被ることはない

幼稚園の行事の予定は1クラス分だけ押さえておけばOKなので親はとても助かります。

役員や係りを決める際も同じクラス内の事なので融通も利くし、授業参観も同じクラスであれば他クラスと行き来する必要も無く、1クラスで済みます。

運動会や発表会もタイムスケジュールが同じなので、ビデオや観覧の予定を組みやすいです。

他にもご兄弟がいるご家庭は尚更予定が組みづらいので、双子ちゃんが同じクラスだと親的にはとても助かるでしょう。

◆2人とも同じクラスの場合のデメリット

●主張の強い方に引っ張られる

双子と言っても全く同じ性格・思考をしている訳ではありません。遊びたいこと、得意なことそれぞれ違いますが、どうしても主張の強い方に圧倒されて控えめになってしまう時があります。

我が家では習い事が良い例です。幼稚園が終わった後に2人一緒のクラスで受けている課外授業の英語があるのですが、双子Aはいつも元気が元気よく大きな声で発音しているのに対し、双子Bはモジモジしながら小さな声で受け答えをします。しかし、幼稚園の時間内でやる英語の授業では、双子ABはバラバラのクラスなのでそれぞれ別の教室で授業を受けているのですが、そちらでは双子Bも大きな声で元気いっぱいに授業を受けています。

一緒に勉強していると、片方が答えを教えてしまったり、「こうやるんだよ!」と手を出してしまうので、刺激にはなりますが、主張の強い方に負けてしまう事がありますので、自身の力を伸ばすには時期を見て距離感を考えると良いのかなと思います。

●「双子ちゃん」のくくりでいっしょにされる

同じクラスで名前も似ていると、「双子ちゃんのママ」とか「双子ちゃんは元気?」など2人一緒のくくりにされてしまいます。名前は知っていてもどっちがどちらかは把握していない方も多いです。良い意味でも悪い意味でも双子は目立つので、覚えてもらいやすいメリットはありますが、いつも2人セットにされてしまうのでわざとバラバラのコーディネートをしてそれぞれを単体で見てもらおうとするママさんも多くいます。

我が家は現在別のクラスですが、クラスが分かれた事でママの本名で呼ぶ人以外からは「双子ちゃんのママ」から「〇〇ちゃんのママ」に呼び名が変わりました。話す内容もそれぞれのクラスの事が多いので、両方のクラスを把握するのが大変ですが、それぞれの話が聞けて嬉しいです。

◆2人とも別々クラスの場合のメリット

●それぞれの教室で友達が出来て、最終的に2倍になる

初めの内は双子の片割れがどう過ごしているのか気になって、お互いの教室を行き来してしまう子もいるでしょう。しかし、それぞれの教室でちゃんと友達が出来るので、最終的にたくさんの子と関わる事が出来ます。

クラスが違っても自由時間や登園降園の前後の時間など、他クラスの子と交流する時間は必ずあります。そうした自由に遊べる時間や学年全体で遊んだ時にお互いの友達とも深く交流できるので仲の良い友達がたくさん増えるでしょう。

●個性を伸ばし伸び伸びと生活できる

家でも一緒、園でも一緒だと、どちらか片方の考えに偏る場合があります。本当は違うと思っていても、もう1人の双子の考えに押し切られたり。どちらか双子の片割れがしたい遊びや色に合わせて行動してしまったりする事があります。

クラスを別にすることで、もう片方の双子に頼らず1人で考え、自分で出した答えで行動するので個性がつき、視界が広がります。

◆2人とも別々クラスの場合のデメリット

●初めての自立で心が不安定になる

何故、2人バラバラにならなければいけないのかわからず、初めの内は泣いてしまう子もいるでしょう。我が家は転園して1か月くらいは双子の片方が、もう1人の片割れのクラスをチラチラ覗きに行き、自由時間になる度に他のクラスにいっていました。「会いたい~」と泣いては先生を困らせていました(^_^;)

毎日、同じクラスのお友達や先生が一緒に遊ぼうと声をかけて下さった結果、今ではそれぞれのクラスにたくさんお友達が出来て、楽しく遊んでいます。

●遠足や親子競技の時、片方が1人になってしまう

懇談会や授業参観も互いのクラスを行き来しなければいけないのでママはかなり忙しいです。

一番困ったのが、親子遠足や父の日参観などでした。親子遠足では、パパにお休みを取ってもらって付き合ってもらいましたが、ママと手を繋いでいる人が8割なので、私もママがいいーーーと取り合いの喧嘩になりました。

父の日参観ではほとんどの人がパパが参加している中、クラスが違うのでママも参加。クラス別の競技や最後にパパへのプレゼントの工作があったのですが、ママが参加した方の子は本当はパパに直接渡したかったろうな~と思ったので少し胸が痛みました。

授業参観での親子工作や親子競技でも、片方は先生に補助のフォローをしてもらったので、別のクラスだと多々不便な面がたくさんありました。

●ママ同士の付き合いも2倍。ランチ会や親睦会も2倍

ママ同士の付き合いもクラス単位でのグループが多いです。全体での親睦会では日程が同じ日であればどちらかは欠席し、日程が分かれている時はそれぞれのクラスに参加しました。クラス別親睦会では「日にちは別だけどお店は同じ」という事がほとんどでしたので、料理に悩みました(笑)

また、誰がどちらの子のクラスと同じなのか混乱もしました。今でも覚えきれていませんので卒業の頃には更にごちゃ混ぜになっている事でしょう(笑)

◆まとめ

どちらもメリット・デメリットありますので最終的にクラス分けはさほど気にするポイントでもなく、どちらでもいいのかなと感じます。

我が家は別々のクラスになった事でそれぞれが楽しい園生活を送れているので離してよかったなと思いますが、やはり親が懇談会や園の行事についてはかなり大変でした。

小学生になれば、自分で一緒がいい・別がいいなどの主張も出てくると思いますので、幼稚園の内は無理に引き裂かず、親の都合で決めてしまっても全然OKだと思います。

子供は親が思うよりずっと強いししっかりしています。自分なりに園での自分の居場所をちゃんと見つけてきますので、どうか安心して送り出してあげてください。

楽しい園生活が送れますように。

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