双子育児で辛く感じたら。育児が楽になるヒント【0歳~1歳編】

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赤ちゃん時代の育児はあっという間に過ぎてしまいます。さらに双子だと尚更です。気付いたら2~3歳くらいになっているでしょう(笑)

今では明るく4歳の双子を育てている私ですが、娘達が2歳くらいになるまでは魔の暗黒時代を過ごした時期がありました(笑)

双子育児で苦しんでいる人、身近で双子を育てて大変そうにしている人がいましたら少しでも気持ちが楽になるヒントを見つけてくれたらと思います。

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◆赤ちゃんが親を選んで産まれてくるなんて嘘

双子を産んで1、2歳頃まではよく言われました。

「私には無理だから尊敬するよ~」「◯◯の所だから安心して産まれて来たんだよ」
「双子ちゃんに選ばれたんだね!」

双子妊娠中の時は、まだ余裕があったので「双子でラッキー♪」「目立つし皆に覚えてもらえる」「可愛い服着せて一緒にお出かけしよう」などこれから産まれる双子とどんな生活を楽しもうとかと心待ちにし、とても楽観的に考えていました。

しかし・・・実際に子育てが始まると、正直イヤイヤ期を抜けるまでは、「何で私なんだろう?」「落ち着いて子育てしたい。1人ずつでよかった。」酷い時には「明日の朝、起きたら二人が合体してて1人になってたらいいのに。」と本気で思いました(笑)

こんな酷い親を子供が自ら選ぶハズがありません。子供は私を選んだんじゃない。ただ、私の元に産まれてきてしまっただけ。

そう考え、この子達は何も悪くない。私は私の出来る限りの育児しよう!と思うようにしました。

現在は二人の事をとっても愛しく感じ、「双子でよかった。」「双子じゃない生活なんて考えられない。」と思っています。今考えると、当時は少し育児ノイローゼになりかけてたのかもしれません。

もし、今双子育児をつらいと感じる人がいましたら、無理をする前にまわりに助けを求めて欲しいと思います。

◆新生児時代から半年は寝かしつけと同時泣きで苦戦

0ヶ月~6ヶ月は、とにかく1日があっという間に過ぎてしまいます。

授乳→おむつ換え→泣く→寝かしつけ→おむつ換え→授乳→寝かしつけ→おむつ換え→授乳→・・・。

永遠と繰り返されるお世話と、繰り返し手洗いすることで手は荒れてボロボロ。睡眠時間が刻み刻みでトータルでも3時間くらいの為寝不足でクマ。二人に優しく語りかける?いやいや、そんな時間なんてあったかなと思います。

1人寝かしつけが終わってももう1人が待っているので寝顔を見て幸せな気持ちに浸る暇もありません。

寝かしつけが完了したら、今度は日常の家事が待っています。家族4人分の山のような洗濯物に自分たちが食べるご飯。赤ちゃんがいるのだから部屋も綺麗にしなくちゃと掃除でてんてこ舞いでした。

ペースを掴むまでは、かなり辛い思いをしましたが、ある時から一気に育児が楽になりました。

私は初め「赤ちゃん達のペースで生活をさせてあげたい」と強く思っていました。お腹が空いた時に授乳して眠くなった時に寝かしつけする。それぞれのペースがあるからその子が望んだ時にそうしたいと。当たり前の事ですよね。皆さんそうされていると思います。

いや・・・無理です!

やってみましたが無理です。そんな聖母マリア様にしか出来ないようなこと、私には無理でした(笑)

それをやってしまうと24時間双子のお世話をする事になります。それでもいい!と思える人なら頑張ってそのまま双子ちゃんのペースに合わせてお世話をすればいいと思いますが、ちょっと辛いなと感じる時はやり方を変えて自分が休憩しても良いと思います。

そこで私は気持ちを割りきりました。大まかなスケジュールを決め、双子の生活は同時進行で合わせて進めようと。

寝かしつけに関しては、同時寝かしつけや背中スイッチで苦戦する事がありましたので育児グッズや友人からのアドバイスを借りて上手に乗りきりました。

私が実践した方法はコチラ↓
【双子の寝かしつけ】背中スイッチを回避して上手にママの時間を作るには

同時授乳については、ママ代行みるく屋さんを使う事で、1人は授乳・1人はミルクで同じ時間にあげました。

それでもおむつ換えの時間は別だし、愚図って泣いてしまう時間も別なので、生活の7割は双子に費やす時間で締められていました。

◆黄昏泣きに虐待寸前。理性VS本能

夕方になると毎日のように泣き始める双子。大体3~4ヶ月くらいの時でしょうか。黄昏泣きが始まって、夕暮れになると理由無く激しく泣き叫ぶ日々が続きました。

お腹が空いている訳でも、オムツ換えでも甘えたい訳でもなく、抱っこしてもあやしても永遠と泣き続けます。

初めは何が何だか分からなくて一生懸命あやしていましたが、あまりにも毎日のように夕方になると泣き続けるので私の気持ちもイライラしてきました。

特に次女の方は泣くと吐き戻してしまうクセがあり、黄昏泣きの時間帯には布団が汚れて何度も洗濯をする羽目になりました。

可愛い可愛い我が子達ですが、毎日続くとさすがに嫌気がさしました。

「もう、やめてよ。何なのよ」
「うるさい!泣き止め!」
「あんた達がなんていらない」

時には一緒になって「うわぁぁん」と大声で泣いてしまいました。

完全に崩壊しています(笑)

これは性格によるのでしょうが、私はあまり双子育児が大変という事を人に言えませんでした。街でも会う人会う人に「双子ちゃん?大変でしょ~?」と聞かれるので「いえ、そんな事ないですよ。楽しんでます♪」と答えるのがクセになっていました。

友人からも「あの子は双子を育てて大変そう」というイメージを持たれたくなかったので、出来るだけ明るく元気にふるまい、双子を連れて色々な場所へ出掛けました。

勝手に被害妄想して頑張っていたのです。外ではいい顔して家ではイライラして最低ですね。

その結果、家の中では反動がきていました。まだ赤ちゃんで何もわからないのに、「あんた達のせいで何も出来ない」と叫び、頭をかかえ、時にはほっぺをつねってしまったりと歯止めがきかなくなっていきました。

一歩間違えば、ニュースに「殺意はなかった」「うるさいからやった」と顔写真つきで乗ってしまっていたでしょう(笑)

黄昏泣きに対しての対策は、もうその時間帯を「黄昏時間」のスケジュールとして日程に組み込むことにしました。

16時以降ってちょうど洗濯物を取り込んだり、夕飯の準備を始めたりと家事が忙しくなってくる時間帯なのです。だから私は余計に苛々してしまっていました。

スケジュールとして組み込む事で、毎日16時~17時半は家事はやらないと決めれば、その時間は双子に費やす時間なのでどんなに泣いていても心に余裕を持つことができました。

お天気のいい日は夕方に双子を外に出して様子を見たりしました。どんなにあやしても駄目なのに不思議と外に出ると泣き止むことがあるのです。赤ちゃんにも気晴らしが必要なのかもしれませんね。

◆双子ママ友の存在

もし、今育児が大変だと思っているあなたに双子ママのお友達がいなかったら是非ともこれから作って貰いたいと思います。とてもとても大事な存在です。

児童館や公園、離乳食教室なとで会うママ友は圧倒的に単胎ママだと思います。もちろん、双子でないママさん達もとても大事な存在です。一緒に出掛けたり、笑いあったりと楽しく過ごせます。

ただ、育児に関しての悩みだけはどうしても違います。寝かしつけも母乳の悩みも双子と1人ではやり方が違うのです。

私は、よく児童館の子育てイベントに参加していましたが、グループワークで育児の悩みを話し合った時も1人だけズレを感じました。

気持ちを割り切らないと、何故自分だけこんなに慌ただしく育児をしなければならないのだろうと心の闇にハマる事になります。

赤ちゃん時代は折角できたママ友とランチに行っても1人慌ただしく、皆は抱っこ紐で抱っこしながら食べてる中、私は双子ベビーカーで2人をあやしながら食事していたのでいつの間にか話題が変わっていたりしてゆっくり話す事は叶いませんでした。

もう嫌だ。私も皆と同じ目線で育児がしたい・・・。と悩んだ時に救いになったのが双子ママの存在です。

私は、同じ病院で産んだ双子ママ、母親学級で知り合った双子ママ、双子サークルで知り合った双子ママさんを中心に今ではたくさんの双子ママ友達がいます。

やはりその道にしか分からない事ってあります。先輩の双子ママさんからはとてもたくさんの勇気と知恵を頂きました。

同じ新米双子ママとは、毎日のようにメールのやり取りで励ましあいました。

「昨日は少しは寝れた?」「寝れなくておんぶ抱っこしたまま寝てた(笑)」「同時授乳どうしてる?」「辛いけど今日も頑張ろう」

同じように頑張っているママがいる!と思うとパワーが貰えました。

◆離乳食。フリージングを上手く利用して

離乳食が始まると、授乳の回数も減り、いくらか楽になってきました。

離乳食は初期の頃は作るのが大変でした。一生懸命ドロドロにすり潰したのに食べるのはほんの少し。

やってられるか~!と投げ出しそうになった時に先輩ママに教えてもらったのがコチラ↓

【マジックブレッド】です。ワンプッシュで食材が簡単にトロトロに♪しかもプッシュの強さでカット具合も調整できるすぐれもの。

これを使って週に1度まとめてフリージングしました。小分け容器にご飯と野菜を数種類フリージングし、組み合わせして利用する事で、毎日楽々離乳食をあげる事が出来ました。

◆母親だからって完璧ではない

「お前は母親だろ」「母親なら無条件で子供を愛せるはず」

よくパパに言われた言葉です。我が家の双子パパは自分の家庭環境のせいか愛に飢えています(笑)

母親の虐待のニュースを見ては「考えられない。自分で産んだ子供が可愛くないなんて思うなんて人として終わってる」と。

なので私が少しでも子供に大声を上げるとキレられます。

いや、私だって人間です。苛々する日もあれば子育てを放棄したくなる日もあります。それを心の中だけで留めていられるのは周りの助けがあるから。

確かに虐待する親は最低だと思います。でもきっとそれって心の中で考えているものが行動に出ちゃったかどうかの違いなのかなって思います。理性で止められなかった。そこまで誰もママのSOSに気付いてあげれなかったのかなとそちらの方が残念に思います。

双子育児にはパパの協力が不可欠です。イクメンの世の中ですが、それでもパパがママが満足する育児を手伝ってくれる事はまれでしょう。

1回オムツ替えをした。夕飯作りの時に一緒に遊んで待ってた。それくらいで育児をしたと思われたらたまったもんではありません。

育児は手伝ってもらうのではない!一緒に育てるのです。同じ目線で我が子の事を考え、悩み、育てる。それが家族ではないでしょうか。

きちんとSOSのサインを出さないと、まだまだ頑張れると思われて負担は重くなりどんどん辛くなってしまいます。

ちなみに私は夜中に限界が来て、無理矢理パパをたたき起こし、「手伝ってよ!それか手伝わないのにいられると目障りだから出てってよ!」と鬼の形相で言いました(笑)

◆まとめ

双子育児に辛さを感じたら、まずは誰でもいいので声に出して悩みを相談するところから始めましょう。行政のサービスでも学生時代の友人でも家族でも誰でもいいです。

ちゃんと自分の心が限界を迎えてる事を理解して身体を休ませてあげましょう。頑張るのはまた明日からで大丈夫です!

今思えば双子で手がかかったのはほんの一瞬の出来事だったなと感じます。永遠に続くわけではないので自分らしく育児を楽しんでみて下さい♪

どうか皆様の子が今日も健やかにすごせますように☆

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